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STANDARD

ジャン・プルーヴェによってデザインされた「スタンダード」は、最も有名なクラシックチェアのひとつです。

1930年代はバウハウスやルコルビュジェが牽引し、主流は「鋼管パイプ」を曲げてフレームとした家具だったが、プルーヴェは、「私は曲がったパイプでは満足できない。」と鋼板を折り曲げた家具を作りはじめました。

1931年 ナンシーで、アトリエ・ジャン・プルーヴェを開く。工芸的なアトリエは「ほかの工房ができることは興味がない。とにかく大量生産はと繋がる事をやりたい」というプルーヴェのこだわりのもと、急速な勢いで最高の開発力、技術力を誇る工場へと変貌していくことになります。

スタンダードチェアの「飛行機の翼のように」と形容される後ろ脚は、薄い鋼板を折り曲げて成形。座面のフレームとの接合部が最も太いのは、ここに大きな力が加わるからだと言われています。
NAME
STANDARD
DESIGNER
Jean Prouvé
MANUFACTURER
vitra
DIMENSIONS
W420 D490 SH465
REMARK

掲載画像は、背座:ナチュラルオーク / フレーム:ディープブラック