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KK47000 / SAFARI CHAIR

コーア・クリントのKK47000 サファリチェアの起源は、映画撮影監督とその妻がアフリカで使用した組立て式椅子。英国軍に使用された「Indian Roorkhee Chair」を元にしたものと推測されます。おそらく世界初とも言える、初期の組立て式の家具の一つです。

元になった椅子は一切の接着剤、工具を用いずに組み立て可能でした。また、座ることで接合部が締まり、より椅子の強度と安定感が増すという優れた構造を持っていました。

クリントは、この椅子のラインを明確にしたうえで簡素化。1933年、構造をより洗練化し、コペンハーゲン家具職人ギルド展において、サファリチェアとして発表しました。

クラフトマンシップ、美しいプロポーション、考慮された素材の使い方。英国軍の椅子の影響を受けているものの、理路整然とデザインに取り組む、クリントらしい洗練された軽量の椅子に仕上がっています。
NAME
KK47000 / SAFARI CHAIR
DESIGNER
Kaare Klint
MANUFACTURER
Carl Hansen & Søn
DIMENSIONS
W570 D570 SH340 H800
REMARK